2010年度ベストテン

毎年恒例のベストテンです。例によって劇場で見た新作映画のみ選考対象になります。2010年は全部で88本鑑賞と、いつもの年に比べて1割ぐらい減少してます。『クレイジーハート』『冷たい雨に撃て、復讐の銃弾を』『僕のエリ 200歳の少女』『キック・アス』を見られなかったので、ベストテンとしては不完全な気がしますが、これは毎年のことなのでしょうがない。『キック・アス』は1月15日から近所の劇場で公開なので、11年度の選考対象となります。

1:告白
2:インセプション
3:ローラーガールズ・ダイヤリー
4:涼宮ハルヒの消失
5:ヒックとドラゴン
6:十三人の刺客
7:ロビン・フッド
8:ベスト・キッド
9:ガフールの伝説
10:借り暮らしのアリエッティ

10年は10本ちゃんと選べたので豊作だったと思います。特にアニメが豊作でした。邦画はがんばってる映画(告白・十三人の刺客)と箸にも棒にもかからない映画との差がますます増した一年でした。特にテレビ局がらみの映画は軒並み全滅。テレビ朝日が絡んでる『十三人の刺客』は奇跡的な作品といえるかもしれません。
3D元年と世の中は言いますが、『美女と野獣』や『バトル・ロワイヤル』を見る限り、過去の作品を3Dコンバートすることは無意味だし、『アリス・イン・ワンダーランド』や『キャッツ&ドッグス』のようにツマラナイ映画は3D化しても面白くはならないと思いました。400円払って重いメガネをかけることの意味がわからないです。ただ、『ヒックとドラゴン』や『ガフールの伝説』といった3Dの特性を本当に理解した映画にはお金を払う価値がありました。これからは面白い3Dと無駄な3Dの二極化が増していくのだと思います。2Dと3Dの選択肢を、特にコンバート3Dに関しては必ずつけて欲しいものです。