2009-01-01から1年間の記事一覧
伊藤計劃:第弐位相を運営されていたSF作家の伊藤計劃氏が3月20日に亡くなられたそうである。氏の映画評論に常に感銘を受けていたものとして真に残念な限りである。 氏のサイトは現在のブログになる以前から拝見していたのだが、トニー・スコットの監視モニ…
本日をもって木曜洋画劇場は41年の歴史に終止符を打ちました。ここ数年のイカれた次週予告(多分チャック・ノリスの『プレジデントマン 地獄のステルスコマンドー』(サムラーイサムラーイブシドー)あたりからタガがはずれだしてる)はロウソクが燃え尽きる直…
ジェネラル・ルージュの凱旋:★★★ 殺人ミステリとしては前作と同じく2流。前作は犯人の動機がアレなので、犯人が誰でもいいというオソマツさでしたが、今回は探偵(=阿部寛)が犯人に気付く手掛かりを明かしてない、つまりは観客に見せていない点でミステ…
7つの贈り物:★★☆ 邦題でネタバレという最悪の状況。このタイトルでオープニングの5分見たら、7つの贈り物が何で、ウィル・スミスが何をやろうとしているか十中八九の人がわかっちゃうでしょ。少なくとも映画そのものはその意図を後半まで伏せてるんだか…
いやー、ビックリ。今日初めてこのブログ始めて一年たったことに気付きました。「印象批評はなるべく避けたい」と書いておきながらここ半年以上印象批評ばかりですね。 この一年変わったことと言えば頭の薬が増えたことぐらいでしょうか。今年こそ仕事に就き…
『20世紀少年 第2章/最後の希望』があまりにもヒドすぎて映画に対する信頼感を喪失してしまってしばらく劇場に足を運ぶことすらできなくなってしまいました。その映画に対する信頼感を取り戻してくれたのが『チェンジリング』です。20世紀少年 第2章/…
映画に行くのが面倒に感じたらこれはかなりうつがひどくなっている証拠です、自分の場合。そんなわけで観た本数もごくわずか。感染列島:★★☆ 『252』に引き続いて、「これが日本映画大作の底辺だ」と思いたい駄作。とりあえずマスクとゴーグルは徹底しろ…
理由は明白で、うつ病がひどくなったからです。こんな状態なのに『レボリューショナリー・ロード』なんか観てしまったのでトドメさされた感じです。最近見た映画の話はまた今度。
その男、ヴァンダム:★★☆ 得意のアクションを封印して(オープニングで見事なワンショットのアクションはあるが)自虐ネタに走るヴァンダムの英断には拍手を送りたいが、しょぼくれ具合がギャグにならないレベルにまで落ちてしまってる。あと何で1500円…
2008年に見た映画のベストテンです。基本的に映画館で見た映画が対象で、時間の関係で劇場で見られずDVDで見た作品はどんなに気に入ってても対象外です(例:『シューテム・アップ』大好き!)。昨年劇場で見た映画は92本。まぁ例年並といったところでしょう…
毎年一月一日は年が明けて数時間後の真夜中から初日の出まで映画を見ることにしています。いわば映画初めです。2002年からの記録が残っているので少し書き出してみようと思います。2002年:ガメラ2 レギオン襲来 (01年末公開の金子ゴジラの余波でDVDボック…